Excuse me

君が笑って 僕が支えて それでいいじゃないか なんて笑って

2013年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年05月

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Army Dreamers

たびたび変な夢を見る。

体育館のような場所で、僕は舞台下の収納スペースに隠れていた。マットに包まって、奥歯をガタガタ言わせていた。
やがて、正面の扉が開いた。やつがきたのだ。
劈く悲鳴が室内を木霊する。耳を塞ごうにも、身体が硬直して動けない。
はやく消えてくれ。祈るたび、足音は近づく。神なんていないんだ。
やがて、閃光が僕の身体を貫いた。それでも僕は生きていた。


浅ましいことに人間は、少し距離が近づくとすぐに距離感を失ってしまうらしい。
大学では、近すぎずとも遠すぎない関係を築こうと努力している。
関係というのは蜘蛛の巣のようだ。あるいは将棋か。
雁字搦めで、動ける範囲も決まっている。取れる戦略の幅の少なさったらない!
「もうたくさんだ、何もかもを終わりにするよ」彼の声が聞こえるのだ。

受身はさぞかし楽だろう、と思う。
楽なんてもんじゃない。責任もいっさいともなわないのだ。
ただ影からこそこそこちらを覗いて、荒を探してはせせら笑う。

あの国にいる、夢見る戦士たちに僕は遭いたい。
Army Dreamersよ、祈りの中で眠るのだ。

僕自身、争いをあまり好まぬ性格になった。
それは裏を返せば、文句の一つも付けられない気弱な性格だということだ。
大人になろうと思い、とりあえず何だって認可してきたが、自分の生きる領域を譲ってやったって息苦しいだけじゃないかと気付く。
いたずらにこちらの領域に侵入されるのは気分がいいものじゃない。
僕はそういった、精神的に害となる事象には一切関わるのをやめようと思う。
好きなように、生きていたい。
ハヤブサが僕を叱咤するのだ。

さて、新作のタイトルが決まった。「孤独の果て」だ。
ボカロ曲にも同タイトルがあるが、決して同じじゃないのであしからず。
パクリかと言われれば、全く違う、別物だと堂々と言い張れるほどには内容が違うはずだ。
いや、もはや偶然の産物と言ったって言いのやもしれないな。

知ってる人は知ってると思うが、僕は割と幻想的な世界観が好きだ。
それは、はっきりとハチさんの影響だと言ってしまえる。
そもそも僕の思考の大部分を彼の曲が占めているのだから、仕方のないことだ。

そんなわけで、どこか儚げな、しかし力強い世界を描こうと今まで三十作近く積み重ねてきたわけだが、
今回は方向性がガラリと変わっている。
全体的に汚い。下劣な世界だ、と僕も思う。
ドロドロしている。悪魔が作った世界なんじゃないか、と思うくらい。
だが、綺麗なものは汚い環境でこそよく映えるということを、僕は体験したかった。

文芸部では、定期的に部誌の発行をするのだが、たいていは題材があらかじめ決められている。
七夕だとか、そういう季節や行事にまつわるものである。
自由に書けるのは、今回含め僅かしかないのだ。
だからこそ、僕は冒険してみようと思った。
そういうわけで、僕が常にこんな汚い世界を想像しているわけではないのだ、と予防線を張っておきたかった。
眠いし、寝ます。
おやすみ、そしておはよう

追記で序章+α
少しだけ修正してあります。

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夢幻

レヴァリエは到底、締め切りに間に合わないと判断したので、代わりに以下のお話を掲載します。

さっき、慌てて書き始めました。

支配者たる存在、永久野せつなと、
自分にしか興味のない、榛原渚の物語です。

物語は両者の視点を交互に繰り返しながら進んでいきますが、今回は一番最初の、永久野せつなパートだけうpします。
よければ読んでください。




 永久野せつな(とわの せつな)は、若干十七歳の女子高校生であったが、その本質はその他大勢の同い年、いや、生物とはまったく別物であった。
 彼女が彼女足る所以、せつなとその他大勢のモブたちとの決定的な特異点は、一重に「イデア」の存在を認可できるか否か、である。
 永久野せつなは生まれながらに、万物の事象の本質を見抜く力を手にしていた。
 彼女がそれに気付いたのは、物心がついたその瞬間である。せつなは、初めて見る万物の本質を、まるで説明書を読んでいるかのように易々と理解した。
 それは物だけに留まらず、人、事象、システムなど、ありとあらゆるものを対象とする。
 永久野せつなはそれのあまりの重要性と危険性に幼いながらも気付き、その能力を浸隠しにしてきた。その甲斐もあって、彼女の両親は今でもせつながただの娘だと勘違いをしている。

 彼女には、世界のイデアを見抜くだけの素質が存在していた。
 ここで、せつなの前には二つの選択肢が現れる。
 一つ、世界のイデアを見抜くことはせず、人並み以上ではあっても、人外ではない存在として生を全うする選択。
 一つ、世界のイデアを見抜き、万物を知り得た絶対の神として君臨すること。

 最初、せつなは攻略本を読み終えた後のRPGをこなすのはつまらないと判断した。
 ただでさえ万象の本質を見抜く力が備わっているのだ。それを最大限発揮したところで、かえって人生をつまらなくするだけである、と。

 結果、彼女は神にはなれなかったが、王になることはできた。
 幼稚園、小学校、中学校、そして現在在学している高校と、彼女は常にグループ、クラス、学年、果ては学校の中心に在り続け、才色兼備、文武両道の人気者として君臨した。
 イデアを見抜くだけの力があった彼女には、学校の支配など朝飯前であった。クラスメートや教師は駒に過ぎず、本来絶対権力者であるはずの校長は、盤の真ん中でうろたえるばかりの、ゲームのルールも知らぬ愚かな王将に過ぎなかった。
 せつなは全てを巧みに支配した。人間の奥底に眠る本質を見抜き、それぞれを満足する立ち居地へと動かした。当然、その感謝の念はせつなに向けられるように仕向け、彼女はますます人気を獲得していく。
 そうしてせつなは王となった。常に足元のピラミッドを観察し続け、誤差があれば修正する。下の者たちは、せつなに憧れ、恋焦がれる者も後を絶たなかった。

 やがて、せつなの築き上げたピラミッドは揺らぎ始めた。修復が間に合わないペースで、齟齬が発生し、正誤が交差し、彼女は頭を抱えた。
 せつなが最も辟易とさせられたのは、『嫉妬』であった。例えせつなに対する恩があっても、成績優秀で誰からも好かれる彼女に嫉妬の情を抱く人間は少なくなかった。
 とりわけ、恋愛絡みの嫉妬は後を絶たない。一時期はせつなの所属するクラスの男子の、三分の二がせつなに恋していたのである。こんな有様では、他の女子が嫉妬するのは当たり前だった。

 永久野せつなは考え、考えに考え、この状況を打開する方策を閃いた。
 ただの王だから、男性モブたちは自分に恋をする。ただの王だから、女性モブたちにライバルとして見られている。
 だったらば、神として昇天してしまえばいい、と。
 神になれば、恐れ多くも恋慕など抱けまい。神になれば、恐れ多くも嫉妬の情など巻き起こるまい。

 そうして永久野せつなは、ついに唯一見て見ぬフリをした『世界の本質』を見抜くことになった。
 神となるために。

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レヴァリエのイラスト

revarie (2)



文芸部の部誌『夢幻』に掲載予定の『レヴァリエ』より、レヴァリエちゃんです。
中途半端に色塗ってるのは仕様です。作品にそういうシーンが出てくるからです。

左の変な生き物は蝶々で、文字はレヴァリエです。スタイリッシュにしようと思って、細く書いたら読みにくくなりました。

部誌の発行に前後して、HPのほうに本編を載せようと思うので、その時は是非読んでいただけたら幸いです。
内容は、「夢の中の少女に恋した大学生の物語」です。
序章だけ載せときます。

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| ウェルの創作活動 | 22:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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速水先生のお悩み相談室

お悩み相談室です。
こちらは相談を受けるカウンセラーの速水先生です。

速水「死ね」

そして本日の相談者は……こちら、高校生の木村ジョンくんです。
最近彼は、深刻な悩みを抱えているそうですが?

木村「ハイパー憂鬱です」

だそうです!
では、早速お悩み相談室、スタート!

速水「死ね」

木村「はい、最近悩みがあるんですけど……」

速水「死ね」

木村「はい。じつは最近、訳も分からず気分が沈むんです」

速水「死ね」

木村「というのも、高校生活が始まったばかりでまだ慣れていなくて」

速水「死ね」

木村「何とか環境に順応しようと努力はしてるんですけど、友達づきあいにも疲れてしまい」

速水「死ね」

木村「もう、スーパー死んでしまいたいんです」

速水「死ね」

木村「はい……。やっぱり死ぬのは良くないって分かってます。親にも迷惑かけますし」

速水「死ね」

木村「だけど、もうでゅーしていいか分からないんですよ!!!」

速水「死ね」

木村「勝手な事言わないでください! 大人は皆そうだ、いつも無責任な言葉ばかり吐きやがって!」

速水「死ね」

木村「そんな安い慰めなんて無用なんです! ボクは……ボクは超絶死にたいんですから!」

速水「死ね」

木村「……はい、すみません。少し熱くなってしまいました。先生は正しいことを仰ってくれてるのに、すみません」

速水「死ね」

木村「ボク、ジョンって名前じゃないですか。やっぱり、地味過ぎて……周りは太郎とか次郎とか、花子とかそういう派手な名前ばかりで」

速水「死ね」

木村「そうですよね。なんというか、ボクは、何かを責めたくて仕方ないのかもしれない。本当に悪いのは、自分だというのに」

速水「死ね」

木村「先生……。ありがとうございます。少し、スッキリしました。ありがとうございます。」

速水「トイレ行きたいんだけど」

木村「はい……はい。また、今度お会いしましょう!」

木村ジョンくんは、悩みがすっかり解けたようですね!
今日の速水先生のお悩み相談室はこれでおしまい!
また来週、よろしくね!

| 未分類 | 21:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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じゆうしゃ

じゆうしゃ


ある城下町に、勇者が居た。
彼は、王様の命を受けて旅に出る事になった。
王様は、勇者に雷撃を付与する伝説の剣と、どんな攻撃も通さぬ鋼鉄の鎧を授け、
さらに宝箱一箱分の金貨と、あらゆる街の施設のサービスを無料で受けれる特権まで与えた。
さらに多くの必需品や特需品を授かり、しかも特別な訓練を受けてレベルまでアップした勇者は、
万全な状態で旅立った。

果たして勇者は、自由すぎる世界に困惑し、魔王領の奥深くまで立ち入った挙句、道に迷って餓死してしまった。

物事には順序というものがあり、制限された選択肢の中、それらを一つ一つ紐解いていく事で道は開ける。
初めから多くの選択肢がありすぎると、どれから手をつけていいか分からず途方に暮れてしまう。
強すぎる装備は無謀な攻めを敢行させ、有り余る資金は街さえ発見できればどうとでもなるという驕りを生んでしまった。

by2012/6/15




そんなことって、許せるか。どこへなりともいきな。

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